死に関するエピグラフ

死ねば死にきり、自然は水際立っている

高村光太郎

生死の中に仏あれば生死なし

『正法眼蔵』

自己に執着する考えを打ち破って、世界を空であると見なさい。そうすればあなたは死を乗り越える。

『スッタニパータ』

人間五十年 化天のうちをくらぶれば
夢まぼろしのごとくなり

幸若舞「敦盛」

露と落ち 露と消えにし わが身かな
難波のことも夢のまた夢

豊臣秀吉

人間には直視できないものが二つある。それは太陽と死だ。

ラ・ロシュフコー

知らず、生まれ、死ぬる人、いずかたより来りて、いずかたへか去る。

鴨長明

死をはじめて想う。それを青春という。

山田風太郎

死は終りを意味するが、残された者には始まりを意味する。

E・シュナイドマン

糸瓜咲て痰のつまりし仏かな

正岡子規

少なくとも僕の場合は唯ぼんやりとした不安である。何か僕の将来に対する唯ぼんやりとした不安である。

芥川龍之介

「僕はこんな風に死んでゆきたいと思ってたんだ」

ゴッホ

「今夜は電灯が暗いなあ」

宮沢賢治

人間は、死と無知について不可抗なので、幸福になるために、それらについては考えないことにした。

パスカル

あなたを、きらいになったから、死ぬのでは無いのです。小説を書くのが、いやになったからです。みんな、いやしい、欲張りばかり。井伏さんは悪人です。

太宰治

I don't have the passion anymore, and so remember, it's better to burn out than to fade away.

Curt Kobain

君の骨も乾かぬうちに、君の名も行為も忘れられた

ジョージ・オーウェル『カタロニア讃歌』より

散るをいとう世にも人にもさきがけて散るこそ花と吹く小夜嵐

三島由紀夫

死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。

村上春樹『ノルウェイの森』より

多病な私が何故生き残っているのだろうか疑ってみる。あの人はどういう訳で私より先に死んだのだろうかと思う。

夏目漱石

時がくると、私の人生にはピリオドがうたれる。だが、父親になれた男の死はピリオドではなく、コンマなのだ。

寺山修司

生が終って死がはじまるのではない。生が終れば死もまた終ってしまうのである。

寺山修司

人間は中途半端な死体として生まれてきて、一生かかって完全な死体になるのだ。

寺山修司

私の墓は、私のことばであれば充分。

寺山修司

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

松尾芭蕉

不生不滅明けて鴉の三羽かな

秋山真之

果実に芯があるように、人はだれでも自分の死を自分の中に持っている。

リルケ

霊魂なるものは火なり。肉体は薪なり。薪尽きて火滅す。かくのごときのみ。

中江兆民

私、死にますとも、泣く、決していけません。

ラフカディオ・ハーン

一たび生を受け滅せぬもののあるべきか

幸若舞『敦盛』

人は生まれ、苦しんで死ぬ。人生の要点はそれでつきている。

正宗白鳥

友よ、拍手を——喜劇は終りぬ!

ベートーヴェン

おちついて死ねさうな草萌ゆる

種田山頭火

幸福な人々の死だけを悼もう。つまり極く少数の人々だけを。

フローベール

死はおそらく、生よりも私たちにあかすべき秘密を持たないのではあるまいか。

フローベール。

あなた方は死に方など知らなくても少しも案ずることはない。自然がその場で、あますところなく充分に教えてくれるだろう。

モンテーニュ

死は、戦場よりもベッドの中のほうが、いっそう卑しく、長く、つらい。

モンテーニュ

ミラノ人、アッリゴ・べイレ。生きた、書いた、愛した。

スタンダールの墓碑より

誰にも世話をされずに一人で寂しく死んでいくことなどあってはならない。

マザー・テレサ

速く生き、若く死に、美しい死体になろう。

ジェームズ・ディーン

人皆生を楽しまざるは死を恐れざる故なり

吉田兼好

朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり

孔子

あらかじめ死を考えておくことは自由を考えることである

モンテーニュ

充実した一日が幸せな眠りをもたらすように、充実した一生は幸福な死をもたらす。

レオナルド・ダ・ヴィンチ

歌う者は勝手に歌い、死ぬ者は勝手に死ぬ。

机竜之介

死を怖れもせず、死にあこがれもせずに、自分は人生を下り坂を下って行く。

森鴎外『妄想』より

雪はげし書き遺すこと何ぞ多き

橋本多佳子遺句集『命終』より

生れ生れ生れて生の始めに暗く
死に死に死んで死の終に冥し

空海

そもそも一期の月影かたぶきて餘算山のはに近し。忽に三途のやみにむかはむ時、何のわざをかかこたむとする。

鴨長明『方丈記』より

我死なば焼くなうめるな野に捨てて飢ゑたる犬の腹をこやせよ

安藤広重

エウリポスよ、わたしをのみこめ。わたしはお前を理解することができないから。

アリストテレス

これがまあつひの栖か雪五尺

小林一茶

神に愛された者たちは若くして死ぬ。

メナンドロス

大多数の人間は、死なないですますわけにはゆかないので死ぬだけである。

ラ・ロシュフコー

我は日本のため 日本は世界のため
世界はキリストのため すべては神のため

内村鑑三

死というものは、実は人間にとって最大の祝福かもしれない。

ソクラテス

いつしかも日がしづみゆきうつせみのわれもおのづからきはまるらしも

斎藤茂吉

うつしよはゆめ、よるのゆめこそまこと

江戸川乱歩

もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?

スティーブ・ジョブズ

死は存在しない。生きる世界が変わるだけだ。

ドゥワミッシュ族の格言

賢者は、生きられるだけ生きるのではなく、生きなければいけないだけ生きる。

モンテーニュ

我々は命あるものを、使い古したら捨ててしまう靴や身の回りの品のように扱うべきではない。

プルタルコ

眠い人が眠るように、瀕死の人は死を必要としているのです。

ダリ

人は誰しも、一人で生き、一人で死ぬものである。

ヤコブセン

人生において、諸君には二つの道が拓かれている。一つは理想へ、他の一つは死へと通じている。

シラー

人生はほんの一瞬のことに過ぎない。死もまたほんの一瞬である。

シラー

あらゆる生あるものの目指すところは死である。

フロイト

死すべき時を知らざる人は、生くべき時を知らず。

ラスキン

生きている兵士のほうが、死んだ皇帝よりずっと価値がある。

ナポレオン

死を願望するものは惨めであるが、死を恐れるものはもっと惨めである。

ハインリヒ四世

生きることは病であり、眠りはその緩和剤、死は根本治療。

ウェーバー

人生は一歩一歩、死に向かっている。

コユネイル

生きるべきか、死すべきか。それが疑問だ。

シェークスピア

死とは、私達に背を向けた、光のささない生の側面である。

リルケ

真理は瀕死の人の唇からもれる。

マシュー・アーノルド

人間は生きることが全部である。死ねば全てなくなる。

坂口安吾

私達は生まれたとたん死にはじめている。

マリニウス

生死などは何でもない、つまらない事柄なのだ。ただ、生きていく態度が重要なのだ。

稲垣足穂

花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ

井伏鱒二

命というものは、はかないからこそ、尊く、厳かに美しいのだ。

トーマス・マン

昨日まで 人のことかと 思いしが おれが死ぬのか それはたまらん

蜀山人

どのみち死なねばならぬなら、私は、納得して死にたいのだ。

梅崎春生

死は人生の終末ではない。生涯の完成である。

ルター

人生に執着する理由がない者ほど、人生にしがみつく。

エラスムス

人間、死ぬときは死ぬのがよい。

白隠

死者にたいする最高の手向けは、悲しみではなく感謝だ。

レーントン・ワインダー

命とは、セックスで感染した病気である。

ガイ・ベラミイ

天が私にあと十年の時を、いや五年の命を与えてくれるのなら、本当の絵描きになってみせるものを。

葛飾北斎

生涯をかけて学ぶべきことは、死ぬことである。

セネカ

人は死ぬ瞬間までも、もしかしたら助かるかもしれないと空想し得る力を与えられている。

武者小路実篤

死ぬ前に病気にならんことを決めたよ。ぽっくり死ぬのが一番だ。

ソルジェニーツィン

死ぬということは、生きているよりいやなことです。けれども、喜んで死ぬことが出来れば、くだらなく生きているよりは幸福なことです。

谷崎潤一郎

人間は、みんなに愛されているうちに消えるのが一番だ。

川端康成

僕が死を考えるのは、死ぬためじゃない。生きるためなんだ。

マルロー

墓場は、一番安上がりの宿屋である

ラングストン・ヒューズ

私はあの世なんて信じない。だけど、着替えと、少しばかりの金は持っていくつもりさ。

ウディ・アレン

哲学とは死の練習である。

ソクラテス

あわ雪の中に立ちたる三千大千世界(みちおほち)
またその中にあわ雪ぞふる

良寛

人は死ぬ。だが死は敗北ではない。

ヘミングウェイ

死は人生の終末ではない。生涯の完成である。

マルティン・ルター

ニンゲンは犬に食われるほど自由だ。

藤原新也

武士道というは、死ぬことと見付けたり

『葉隠』より

死に至る病とは、絶望のことである。

キルケゴール

死とは、モーツァルトを聴けなくなることだ。

アルフレート・アインシュタイン

人間は皆、立派に生きられるだけ生きたいものと思う。この世には立派に生きた人、立派に生きられなかった人がいる。皆立派に生きてもらいたい。

武者小路実篤

生者は死者のために煩わさるべからず。

梅原竜三郎

もし私が神であったなら、青春を人生の最後に置いたであろう。

アナトール・フランス

死ぬとは、とても手間のかかるものだな。

アナトール・フランス

「ヘイ、ラーマ」(おお、神よ)

マハトマ・ガンジー

「私はこれからぐっすり眠るから、羽織を頭からかけてくれ。ではお前たちも休んでおくれ」

南方熊楠

友みなのいのちはすでにほろびたりわれの生くるは火中の蓮華

川端康成

「エス・イート・グート」(よろしい)

カント

「じゃ、おれはもう死んじゃうよ」

幸田露伴

人間は誤解されたまま生き、誤解されたまま死んでゆく

石川達三

災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。 死ぬ時節には、死ぬがよく候

良寛

今日は死ぬのにもってこいの日だ

アメリカ先住民の言葉

いまだ生を知らず、いずくんぞ死を知らん。

『論語』より